今回ご紹介しますのはテントリュームワイヤという製品です。
こちらは弊社が独自で開発した、背ビレ付きフレキシブルダクト吊り込み用のワイヤ製品となっております。
開発をした目的としては、背ビレ付きフレキシブルダクトの施工に関してガス銃による施工が増える傾向にある事とその為の作業効率化にあります。
こちらはガス銃でワイヤ端末の片方の金具をデッキプレートの好きな場所に好きな間隔で打ち込んで、ハトメ穴にもう一方の先端金具を少しつまんで差し込む。これだけでフレキシブルダクトを吊ることが出来ます。又、一度のみではありますが上方にレベル調整が可能です。
ガス銃さえあれば他に何も必要なく、施工も簡単ですので工期を短縮し人件費の削減にも効果的です。
【製品写真】テントリュームワイヤ
【施工図】(例)
背ビレ付きフレキシブルダクトが選ばれる理由について
従来の背ビレ無しフレキシブルダクトの場合、吊り込み方としましては寸切りボルトをインサートから下ろしてきたところに金具をつけて、巻きバンドなどでダクトを巻き込む方法、または巻きバンドをデッキプレート等にガス銃で直接打ち込んでダクトを巻き込む方法が主流です。
しかし、それだとフレキシブルダクトにたわみ・変形が出来、断熱被覆の局所的な潰れが発生し送風効率に影響が出る可能性も考えられます。
それを改善したのが背ビレ付きフレキシブルダクトです。これは文字通り従来のフレキシブルダクトの上部にハトメ穴が空いた背ビレが付いているもので、上記に挙げた通常のフレキシブルダクトの弱点を補った製品となっております。
背ビレ付きフレキシブルダクトの吊り込み方法は背ビレ無しのダクトとは少し異なり、背ビレ部から吊る形となりますので見た目もスッキリしてダクトにたわみ・変形が発生しにくい為送風効率の向上も十分に考えられます。
これが背ビレ付きフレキシブルダクトが選ばれる理由の一つです。
弊社のテントリュームワイヤはその背ビレ付きフレキシブルダクトの吊り込み施工に特化した製品となっており、様々な物件に採用実績があります。
ご興味がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。