製造工程のご紹介第3弾の今回は当社のルーツとも言えるコーティング加工についてのご紹介です。
当社はワイヤロープへのナイロン樹脂コーティング事業で大阪コートロープ工業所として操業を開始しました。
ワイヤロープへのコーティングとはナイロン(ポリアミド)6グレード、12グレードをメインにワイヤロープに対して押出成形し、膜厚0.03mm~0.30mmの範囲で被覆加工を施します。
ナイロンコートをすることで、産業機器等の繰り返し駆動用途においてはロープを保護し疲労強度の向上が見込めます。また、対候性、耐摩耗性を向上(オイル添加、カーボン添加)させることも可能です。
装身具用途に展開している当社オリジナルブランドのFLEXYでは、多数のカラーバリエーションで取扱いしておりますので、宜しければこちらもご覧下さい。
ディッピング加工について
当社の被覆加工にはもう一種類ありまして、熱硬化型塗料(エナメル系、ポリウレタン系)を高温で焼き付けることで、金属線や繊維類に塗装を施す、着色(ディッピング)です。
こちらは主にフィッシング用途を中心にご使用頂いております。
カラーは黒、茶、赤などがあります。
その後の工程としましては、検査・巻替え、出荷となり、確かな製品を期日までに心を込めてお客様にお届け致します。
3回に渡って当社の主な製造工程をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
YouTubeにて会社紹介動画も投稿していますので、宜しければあわせてご覧下さい。