操作用、落下防止用、アクセサリ用、釣り用のワイヤまでどんなご要望にもお応えします
ワイヤロープについて
社内一貫生産体制で様々なご要望にお応えします。
現在、ワイヤロープは産業機械、自動車、OA機器、レジャー用品、生活用品などで主に使われており、太いものは高速道路の中央分離帯代わりや防護柵に使われたり、極細のものは医療関係で使われたり、そのサイズによって様々な用途の拡がりをみせています。
中でも我々が得意としておりますのは、極細線です。
弊社では用途に応じて伸線から撚線、コーティングに至るまで一貫して管理された生産システムを取っておりますので、どんなご要望にも迅速にお応えすることが出来ます。これからも良い品をより安くご提供出来るよう日々研究・開発に尽力していきます。
9μm世界最小ワイヤの開発に成功!
当社は、シングル伸線で直径9μm(0.009mm)のステンレスワイヤの開発に成功しました。
医療機器等様々な分野での活躍が期待されています。
現在、9μmを49本撚り合わせたφ0.081mmのステンレスワイヤロープの製造も可能になりました。
ワイヤにはステンレス鋼線、亜鉛メッキ鋼線、銅線、真鍮線、純銀線など様々あり、それぞれの目的に応じて材質を選定する必要があります。
大阪コートロープでは特にステンレスをメインにワイヤロープを製造しております。
ステンレス鋼は耐食性、耐熱性、耐衝撃性等において優れた特性を持っています。
また、ステンレス鋼にも多くの種類がありそれぞれ特性が異なります。従って、使用される条件や環境に応じてその特性に合ったステンレス鋼を選ぶ必要があります。
ロープ材として主に使用されているものはSUS304、SUS316、SUS316Lの3種類です。
SUS304 (18cr-8Ni) |
耐食性、耐熱性、機械的性質にすぐれている。ロープ材として、 特に指定がない限りこの材料を使用しています。軟質線は非磁性ですが、硬質線は磁性あり。 |
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SUS316 (18cr-12Ni-2.5Mo) |
モリブデンを添加する事により耐食性と耐酸性が極めて良好です。 非磁性。(破断強度ではSUS-304に劣る) |
SUS316L (18cr-12Ni-2.5Mo-低C) |
炭素を極度に抑えた18cr-12Ni-2.5Mo鋼で耐食性、耐酸性、耐粒界腐食性に良好です。(SUS-316よりさらに耐食性に優れている) |
また、上記以外の素材の加工も致しますので、お気軽にお問合せ下さい。
ワイヤロープは素線を数多く組み合わせた複雑な構造をしています。ロープの特長を知り選択をする事が重要です。
ワイヤの基本となる構成。芯は鋼芯。
アクセサリー、フィッシング等幅広い用途に用いられています。
ロープのコアに同一材質のストランドを使用したもので、その構造は3×7、7×7、7×19等です。機械要素として最も汎用性のあるもので、剛性、可撓性に優れています。用途は、事務機器、自動車、音響機器、インテリア、レジャー用品等広範囲に使用されています。
ロープのコアにロープを使用したもので外層にストランドロープを撚り合わせたもので、その構造は{(7×7)+(8×19) }等があります。特に可撓性が要求される機械要素として使用され、ロープのままでは接触応力によって型崩れが生じ耐久特性に影響がでるため外層にナイロン樹脂等の合成樹脂被覆を行うことが一般的です。
ロープの撚り方向はZ撚りとS撚りの2種類があります。
ワイヤロープはコーティングによって、金属素材の特性と樹脂の性質が合わさり新しい特性を持つ製品になります。
NYLON-6 | 耐候性、耐薬品性にすぐれ、漁業、特に遊魚用ロープ、装身具用ロープに使われます。 |
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NYLON-12 | ナイロン6に比べて柔軟性に富み、繰り返し駆動用ワイヤロープや機械部品など幅広く使われております。 |
※耐食性・耐摩耗性を高めるために、オイル添加・カーボン添加することも可能です。
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